ボトックス

ボトックスとは

食中毒の原因菌としてよく知られているボツリヌス菌毒素には、筋肉の動きを抑制する効果があります。ボトックスとはA型ボツリヌス菌毒素を製剤化したものの名前で、現在ではボトックス注射は、美容外科クリニックなどで行われる代表的なシワ治療法となっています。

注入式医薬品の一つであるボトックスとは、主にシワの治療のために使われているものです。
研究が進むにつれ、最近ではボトックスの応用範囲が広がり、シワ治療以外にもフェイスラインを細くするために使用されたり、多汗症の治療などに使用されたりするようになりました。

ボトックスとは、どんなシワでも改善する効果があるのでしょうか?一般に、「ちりめんジワ」と呼ばれるシワなど表情筋によらないシワには、ボトックスの効果は薄いとされています。
そのようなシワの改善には、ヒアルロン酸注射などの施術がよく用いられるようです。

以上のようにボトックスとは、表情ジワに有効な美容治療法のひとつですが、効果を持続させるためには定期的にボトックス注射を続ける必要があります。
最初にカウンセリングを受ける際には、治療内容のほかに継続費用などについてもくわしく確認しておくと良いでしょう。

ボトックス治療のメリット

ボトックス治療にはさまざまなメリットがあります。
効果的に表情ジワに働きかけるという点はもちろんのこと、ボトックスの効果は数か月程度で消えるので、外科手術などと比べてとても気軽に行うことができるというような点を一例としてあげることができるでしょう。

食中毒の原因になるボツリヌス菌は、「ボツリヌストキシン」という毒素を出して呼吸筋に作用し、人間を窒息させる力を持っています。
ボトックス治療というのは、ボツリヌス菌A毒素を製剤化したボトックスを注射する方法で、シワ改善効果が高いといわれています。

ところでボトックスは、適正な方法で注射をすればとても高い効果を得られるものですが、一人一人の症状によって注入量や注入箇所が違ってくるため、施術が難しいとされています。
ボトックス治療をする場合は、ボトックス注射の経験豊かなドクターにお願いしたいものです。

ボトックス治療は、額や眉間、目の下、鼻などにできる表情ジワを改善するための注入療法です。
ボトックスはもともと神経内科などで治療のために使われていた製剤ですから安全性には心配がないと言え、安心して手軽にシワ治療をすることができるという点が人気を呼んでいます。

ボトックス効果

海外のセレブたちが「年齢不詳」の美しさを保っているように、いくつになっても若く美しくいたいという願いは誰もが持つものでしょう。
近ごろでは女性だけでなく男性にも、そういった考え方をする人がいるようです。
ボトックス効果によってシワの悩みから解放されたいと願う人も増えています。

ボトックス効果は、人によって多少の違いはあるものの、だいたい2か月から6か月くらい持続するものと考えられています。
ですからボトックスによりシワ改善効果を長く持続させるためには、1年間に2〜6回程度ボトックス注射をする必要があるということになります。

ところで、ボトックスは取り扱いに注意が必要な製剤です。
ひとたび溶解すると冷蔵保存でも数日しか持たず、常温では1日程度でボトックス効果が失われてしまうとされています。
これはボトックスが熱に弱い性質のためで、取り扱いは注意して素早く行う必要があります。

以上のようにボトックスは、注射することによってシワを改善する効果を持つものです。
ボトックス効果が有効だとされるシワは表情筋の動きによる「表情ジワ」と呼ばれるもので、表情ジワの例としては目尻の笑いジワや額の横ジワ、眉間のシワなどをあげることができます。

ボトックスで小顔を目指すやり方

「顔が小さいこと」は、美人の条件の一つとしてすっかり定着したようです。
顔が引き締まっただけで全身のバランスが良くなり、スタイルが良くなったように感じられる効果もあるのだとか。
小顔になるためにはいろいろな方法がありますが、ボトックスで小顔を目指すやり方もあるようです。

ボトックスは注入式医薬品の一つで、表情筋が頻繁に収縮することでできる表情ジワ解消の目的で使われることが多いものですが、フェイスラインをすっきり細くする効果もあると言われています。
ボトックスで小顔になりたい」と美容クリニックを訪れる人も増えているようです。

さて、ボトックスで小顔になるというのは、どのような仕組みなのでしょう。
顔の「エラ」の部分にある咬筋という名前の筋肉にボトックスを注入すると、「咬筋肥大」と呼ばれる減少が解消されるため、フェイスラインが細く引き締まり、小顔効果を得ることができると考えられています。

顔は、全身の中でも特に目立つ部分です。顔がすっきりと引き締まれば、プロポーション全体が良くなったような印象を与えることもあるのではないでしょうか?
ボトックスで小顔を目指すのは、小さな努力で大きな効果を手に入れるための一歩と言えるかもしれません。

塗るボトックスとは

一般的に「塗るボトックス」などと呼ばれているスキンケア化粧品は、正確に言えば「ボトックス」とは違うものです。
「塗るボトックス」は、アルジルリンを含んだ化粧品のことで、肌に塗ればボトックスと同様のシワ解消効果があると言われ、とても人気があります。

表情ジワに対するアプローチ方法という点においては、「塗るボトックス」とボトックス注射はとても良く似ているということができます。
というのも、「塗るボトックス」に入っているアルジルリンには、表情筋などの筋肉の動きを抑制する効果があると考えられているからです。

では、「塗るボトックス」には、ボトックス注射と比較してどのような利点があるのでしょうか?
「塗るボトックス」を使うメリットとしては、塗るだけで手軽に使えることや、注射の痛みがないこと、また注射に比べればかかる費用が安いことなどが挙げられるでしょう。

表情ジワに悩んではいるものの、美容クリニックに出かけてボトックス注射をする時間や勇気がないという人は意外に多いかもしれません。
アルジルリン配合化粧品である「塗るボトックス」は、そういった人のためにぴったりのシワ解消法と言うことができるでしょう。

「ふくらはぎボトックス」が人気を集めています

ふくらはぎボトックス」と呼ばれるボトックス治療法が人気を集めています。ボトックスは、表情ジワの改善に効果があるとしてよく知られていますが、筋肉の動きを抑える働きがあるため、「ふくらはぎを細くしたい」といった希望にも応用されるようになりました。

ふくらはぎボトックス」のおよその手順は、次のようなものです。足首を伸ばしたり、ふくらはぎの筋肉に力を入れたりした状態で、ボトックスをふくらはぎの筋肉に注入します。注射は数か所程度のことが多く、施術の後はすぐ、自分で歩いて帰っても差し支えありません。

ふくらはぎボトックス」をする場合には、気をつけておかなければならないことがあります。まず、ボトックス注射をした当日の入浴は、避けたほうが良いでしょう。また、注射の後2〜3日間くらいは、激しいスポーツや車の運転などはしないほうが良いとされています。

ふくらはぎを細くするための方法としては「脂肪吸引」などもありますが、手術を受けることには抵抗がある人も多いようです。その点「ふくらはぎボトックス」なら気軽に施術を受けることができるので、より手軽な脚痩せ法を望んでいた人たちに支持されているようです。

多汗症にボトックス

多汗症とは、特別暑い場所にいるわけでもなく、激しいスポーツをした後でもないのに、他の人に比べて多量の汗をかく状態を言います。
多汗症には精神性発汗が原因となるものと、温熱性発汗が原因となるものがあり、多汗症にボトックスが効果的なケースがあります。

ヒトの体にある汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺のふたつに分けられます。
体の深いところに位置するのがアポクリン腺で、エクリン腺は体のほぼ全体に分布しています。
エクリン腺型の多汗症にボトックスが効くとされ、治療のためにボトックス注射が行われることがあります。

多汗症にボトックスが有効なケースとは、どのような場合でしょうか。
ボトックス注射をすることにより、手のひらや腋の下から多量の汗を分泌するような症状を軽減することが可能であると言われています。
これはボトックスがエクリン腺に作用してアセチルコリンの放出を抑えるためです。

エクリン汗による多汗症にボトックス注射による治療が行われますが、アポクリン汗腺から出るアポクリン汗には、また違った治療法が用いられます。
気になる汗の種類によりアプローチ方法は違ってくるものですから、正確な診断に基づいて治療方法を検討すると良いでしょう。

エラが目立つ顔にはボトックス

エラの突出が目立つような顔型の人の場合、実際よりも顔が大きく見られてしまうことがあります。
このような場合には、ボトックス注射などの方法でエラの部分の筋肉を萎縮させ、顔のラインを少し細くすると、見違えるような小顔効果が得られることが多いようです。

エラの部分には「咬筋」という筋肉があり、日頃から固い食べ物を好んで食べていたり、常にガムを噛む癖があったりすると、咬筋が発達して厚く大きくなることになります。
咬筋にボトックスを注射することにより、筋肉の萎縮を促し、エラの張った状態を解消できると言われています。

ボトックスの作用でエラの咬筋が麻痺すると、口が動かなくなったり、食べものを噛むことができなくなったりする心配はないのでしょうか?
仮に咬筋が全く動かなくなるようなことがあったとしても、「側頭筋」という筋肉が働くため、口が動かなくなるようなことにはなりません。

ボトックスは、表情筋が収縮を繰り返すことによってできる表情ジワを軽減する効果が高いことでよく知られています。
研究が進むにつれ、エラの部分を目立たなくしたり、多汗症を治療したり・・と、さまざまな場面にボトックス治療が応用されるようになっています。

ボトックス注射でシワを解消

「本格的な美容整形には抵抗があるけれど、今より美しくなりたい・・」と考える人は男女を問わず多いようです。
プチ整形」には、短時間で治療を受けることができ、メスを使わないので傷跡が残る心配がないというような利点があり、シワ治療法のボトックス注射などが人気です。

ボトックス注射は、表情筋を麻痺させることによってシワをできにくくするものです。
ボトックスはもともと神経内科や眼科などで治療のために使われていた製剤なので、安全という点においては全く問題がないと言え、安全で手軽に表情ジワを解消できるという点が人気です。

表情ジワの治療に用いられるボトックス注射に対し、小ジワやちりめんジワに用いられるのがヒアルロン酸注射です。
これはヒアルロン酸をシワや陥没した部分に注入して目立たなくさせる方法で、注入した部位にもよりますが、およそ1年くらい効果が持続すると言われています。

ボトックス注射そのもののために必要な時間は、数分から1時間程度とされており、注射箇所や注射の本数によって差が出るようです。
希望によってはボトックス注射の前に全身麻酔が施されることがありますが、その場合は術後1時間くらいの休息を取る必要があります。

ボトックス副作用も理解しておく

ボトックスは、表情ジワの改善などに高い効果がある薬ですが、まれにボトックス副作用が起きる場合もあります。
ボトックス治療を受ける場合には、事前にきちんとカウンセリングを受けて、副作用の可能性などについてもしっかり確認するようにしたほうが良いでしょう。

ボトックス副作用の一例として、「まぶたの垂れ下がり」をあげることができます。
これは、眼瞼周囲にボトックス注射をした場合に起こる可能性があるものですが、ボトックス注射の経験が豊富で高い技術を持ったドクターであれば、まず問題はないと考えられています。

ボトックスのデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
ボトックス注入後2、3か月くらい経過すると、新たにアセチルコリンの放出が始まり、表情筋の動きが活発化することになります。
効果を維持するためには注射を続けなければいけないという点を、ボトックス副作用と考える人もいるようです。

ボトックス治療を受ける場合は、ボトックス副作用についてきちんと理解しておく必要があります。
またボトックス注射をした当日は、注射箇所の内出血や腫れ、赤みなどの原因となる可能性があるので、飲酒や長時間の入浴、マッサージなどは控えたほうが良いでしょう。